こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
タイトルの通りですが、「公認会計士と税理士の違い」について、管理人独自の視点から投稿していきたいと思います。
独自の視点というのは、普通こういう違いを解説するときとかってグラフやデータを用いて解説をするものですが、そういうことはせず管理人の経験や周りの情報をメインとしてまとめていくものになります。
決して、データ収集やグラフ作成がめんどくさいからではありません。

公認会計士と税理士の資格の違いは何か?
まず資格がそもそも違います。公認会計士は公認会計士という国家資格で、税理士は税理士という国家資格です。当たり前ですね。
両者同じことといえば、どちらも国家資格であること、どちらも会計&税務周りを専門とした資格であることになるかと思います。

ちなみに、公認会計士は、公認会計士の資格を持っている人だけがなることができて、加えて、登録すると税理士にもなれます。つまり、公認会計士資格を持っていたら公認会計士かつ税理士ということになります。
一方で、税理士の資格を持ってても公認会計士になることはできません。税理士は税理士のみです。
なんでこういう差になっているのかは不明ですが、これだけを聞くと、税理士より公認会計士の方が優れてそうな感じがしますね。
資格の取得方法の違いをざっくり解説
では、両者の資格はどうやったらゲットできるかについて解説します。解説いうほど解説らしい解説を当ブログでしたことがないので、一種の戯言くらいに捉えていただければと思います。
まず公認会計士はこちらの記事で解説しているので、そちらに全任せします。

次に、税理士の資格の取得方法ですが、まずはじめに頭に浮かぶのは、スクールに通って勉強して試験を合格して資格を取得することです。
管理人は大原に通って会計士の勉強をしていたので、同じ校舎に税理士受験生もいたのですが、会計士試験並にハードそうでした。会計士試験とは試験の性質が違ってて、会計士は多くの科目をたくさん一気にやるイメージなのに対して、税理士は1つずつ科目をやっていく感じです。
現に試験制度も、今年はこの科目を合格して〜、来年はこの科目を合格して〜、って積み上げて合計5個くらいになったら税理士になれるって感じです。
1つずつとかいうと言葉の響きはいいですが、それだけ勉強期間が長期化します。感覚的にも会計士受験生より、税理士受験生の方が年齢層が高かったように思います。つまり受験勉強が長期化しているんだと思います。
あと別の税理士になる方法として、税務署で23年?以上勤務したら自動的に税理士になれるってパターンもあります。なんか闇を感じます。なんなんすか税務署でひたすら勤務したら税理士て。老害かな?
公認会計士と税理士の仕事・業務の違いは?
先ほど、公認会計士になったら税理士にもなれるよって書いたので、当然に業務も被るところが出てきますが、そういう被ることはない前提で、両者特有の業務や、オーソドックスにいけばこういう仕事をするよねってところを投稿していきたいと思います。
まず、公認会計士は、合格したらほとんどは監査法人に勤務して監査をすることになるかと思います。なので業務は監査です。そして、町の工場みたいな中小企業ではなく、クソでかい会社の監査をすることになるかと思います。たまにデカすぎて何しているのかわけわからなくなります。
そして、はじめの数年はオーソドックスに監査をしますが、徐々に、会社の上場支援業務とか国際会計基準IFRSとかコンサル系とかに領域を広げることができます。で、最終的には税務周りもできるようになりますのでトータルで可能性は無限大と言えるのではないかと思います。

次に税理士の業務ですが、この辺りは正直わからない、というか公認会計士みたいにまずは監査法人に入って〜という決まった道があるわけではなく、いろんなパターンがあるかと思います。
つまり、オーソドックスな道がない感じで、人それぞれ千差万別です。
いや本来こういう時は調べた上である程度こうだろうってことを投稿するべきかと思うのですが、正直に投稿するのが本ブログの趣旨のためリサーチは行いません。決してリサーチがめんどくさいからではありません。
と言いつつも軽く調べました。下記が税理士特有の業務みたいです。
・納税等にかかわる税務代理
・税務書類の作成
・税務相談
税理士法っていう法律で定められてるみたいです。
海外の視点から見た日本の公認会計士と税理士
ここまでつらつらと公認会計士と税理の違いを書きましたが、海外では、そもそもその違いはないみたいですね。会計士も税理士も一緒にして会計の専門家ってくくりになってるようです。
日本では、会計士業界と税理士業界が互いの専門領域について争っているみたいです。争いポイントは不明ですが、なんとも穏便にいって欲しいところです。

公認会計士、税理士それぞれ例えてみると
会計士とか税理士って日常生活に馴染みがない職種なので生活に根付いたものに変換します。
医者で例えると、公認会計士は、「大学病院の先生」です。大きな手術とかをする人たちですね。そして、麻酔の先生とか、メスを使う先生とか、酸素をコントロールする先生とか、いろいろ役割があって、「チームで動く人たち」ですね。
ちなみに大学病院の先生というのはほぼ想像で書いているので、実際の医者は別にチームでもなんでもなかったらシンプルにすみません。
公認会計士の現実はというと、大企業の会計監査をすることがメインのため、誰でも聞いたことのある有名な会社をはじめとする割と大きめの会社の監査をしてます。普段の業務への対応としては、例えば10人とかのチームで動きます。
一方の税理者、医者で例えると「まちのかかりつけ医」です。地元に密着して、患者さんのカルテも数年分持ってて、患者さんに寄り添った診察や治療をしてくれますね。こちらは、チームで動くのではなく、基本的に一人でなんでもこなすイメージです。これも勝手な予想で言ってますので違ってたらすみません。
実際のところは、中小企業がお客さんの税務のサポートを行いますので、チームで動くというよりかは、基本的に一人で個人プレイです
公認会計士と税理士の違いまとめ
ということで、最後に公認会計士と税理士の違いをまとめて終わりにしようと思います。
資格が違うので全部違うっちゃ違うのですが、まあ一応気になる点に焦点当てる感じで違い感を出しておきます。
・公認会計士は税理士にもなれるが、税理士は公認会計士にはなれない
・税理士の方が資格取得までの道はハードそう
・海外から見たら両者の区別はほぼ無い
・公認会計士は大学病院の医者、税理士は街のかかりつけ医
本題とは全然関係ないですが、公認会計士の年収の記事もあわせてどうぞ

