こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
タイトルの通りですが、簿記の勉強法、特に3級を独学&1ヶ月で合格する方法を解説していきたいと思います。
「簿記資格は大事だよ〜」って世間では言われてますが、3級だったら1ヶ月もあれば正しい勉強法で取り組めば普通に合格できるかと思います。
ちなみに、当ブログの管理人は公認会計士資格は持っているものの簿記3級は持ってないというパラドックスに陥っている中での投稿となります。
簿記3級の全体像を知る
まずは簿記3級の全体像を知ってから勉強をスタートしたほうがいいということで、そちらの解説からしていきたいと思います。
解説とかいっちゃってますが、あくまで一個人のブロガーが勝手に言ってることなので、読み飛ばして貰ってもOKです。
簿記3級のメリット3選
まずは簿記3級はなんなのか、この資格を取得するとなんか良いことがあるのかを確認していきます。主に下記がメリットと巷では言われてます。
・数字の意味が分かるようになるのでビジネスをより理解できる
・就職活動に有利になる(就職転職にも役立つ)
・他の資格取得のステップアップとなる
まあなんか色々と書かれているし、多分いろんな人がいろんなことを言ってるかと思いますが、TOEICと同じようなものって思っておけばOKかと思います。
TOEICって別に受けたことなくてもいいけど、高い点数があったほうが社会人としては何かと良いよねくらいのノリで、簿記3級もそれがあったからといって人生劇的に変わるわけではないけどあったほうが社会人としていいよねって感じです。
簿記3級の合格率データを見る
合格率ですが下記の通りです。ちなみにこちらは日本商工会議所さまのHPから引用しております、ありがとうございます。元のURLも貼っておりますので、より詳細なデータを確認したい場合はそちらからどうぞ。
回 | 受験者数 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
157(2021.2.28) | 70,748名 | 59,747名 | 40,129名 | 67.2% |
156(2020.11.15) | 77,064名 | 64,655名 | 30,654名 | 47.4% |
155(2020.6.14) | 中止 | |||
154(2020.2.23) | 100,690名 | 76,896名 | 37,744名 | 49.1% |
153(2019.11.17) | 99,820名 | 80,130名 | 34,519名 | 43.1% |
これを見てわかることは合格率にブレがあるものの、やたらと合格率が高いことが伺えます。大体50%前後の合格率ですが、受験生の中には「全然勉強せず試験を迎えてしまった〜」って人もたくさんいると思うので、ちゃんと勉強したら合格できる可能性は非常に高いです。
簿記のおすすめ勉強法
といったところで本題の簿記の勉強法に進んでいきます。
ちなみに冒頭でも触れましたが、管理人は簿記3級を持っておりません、というか、実は1回受験して落ちてますので、この記事を投稿していいものなのか甚だ疑問が残りますが、失敗の経験を踏まえての投稿ってことでご容赦ください。
簿記の勉強は予備校に通うべきか?独学でもOKか?
まず、どっかの資格予備校に通うか独学でいくかですが、これは独学でOKです。
合格率50%の試験で、母集団もいろんな人が含まれる感じでしたら独学で十分戦えると思います。
独学の教材も昨今は充実しているので、予備校に通わずとも合格水準まで到達できると思います。
あと、予備校に通うとお金がシンプルにもったいないです。TACとか大原とかで講座がやっているかと思いますが、5万円とか多分すると思うので、普通に高いです。
独学だったら諸々を揃えても1万円くらいの予算で合格までいけると思うので、コスパの観点からも独学で良いです。
簿記の勉強におすすめの教材は?
独学でOKってことで、次にどの教材を使って勉強するかですが、ここはちゃんと選んだほうがいいかと思います。
意味不明な教材を使うとまずい感じになるので、ちゃんとした教材で独学する必要があります。とはいえ、まあそんな意味不明な教材はそもそも市場に出回っていないので、普通に書店で売ってるやつを買えば良いかと思います。
世間では下記の教材が人気っぽいです。

別にこれじゃなくてもいいですが、世間である程度認知されている教材でしたらどれでもいいかと思います。
明らかにこれはマイナーすぎるだろ!って教材だけ避けるイメージでいいかと思います。
あと、こういうのってテキストと問題集が別で売ってたりしますが、同じシリーズて揃えたほうがいいかと思いますので、その辺りの好みも一度書店に足を運んで見てみるのが良いかと思います。
まあ一か八かでAmazonでポチるのもアリです。
過去問はやるべきか?
過去問は絶対やるべきです。というか過去問対策を無くして合格するのはちょっと厳しいと思います。
「一回出た問題はもう出ないじゃん〜」って声もあるかと思いますが、傾向を掴んで、もし解けなければ今の勉強や理解のやり方などを見直す機会になりますので、まじでしたほうがいいです。
日々の勉強の3割くらいは過去問を使った勉強でいいくらいです。
ちなみに過去問も別にどの教材を使ってもいいですが、解説が充実しているやつが良いかと思います。例に漏れずAmazonで一か八かで買うのもアリです。
![ズバリ合格!日商簿記3級過去問完全解説集2020-21年版[日建学院]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/6956/9784863586956.jpg?fitin=200:300&composite-to=*,*|200:300)
簿記のおすすめ通信講座があります
と、ここまで書いておいてなんですが、「独学では不安だ〜」って方もおられるかと思います。そんな方に最強の解決策があります。
東京CPAって予備校があるのですが、なんとそこで簿記3級の無料講座が開講されてます。
太っ腹すぎて意味不明なので、書店で教材とか買わずこっちを選択するのが良いかと思います。いつ終了するキャンペーンなのか不明なので是非この機会に。いい時代になったとはまさにこのことですね。
仮に今もう一回簿記の勉強をイチからはじめろ!ってなったらわたしは絶対にこの講座に申し込むと思います。
まあここまでおすすめはしているものの、この講座を受けたことがないので、質は不明ですが多分良いかと思いますので是非。
簿記3級合格までの勉強時間
簿記3級合格までの勉強時間ですが、だいたい100時間くらい必要と言われてます。
100時間だったら学生はもちろんのこと社会人であっても普通に確保できると思います。
なので100時間くらいの勉強時間を確保するようなスケジュールで組めば無理なくいけるかと思います。
最短2週間で合格まで一気にいける
1日6〜7時間くらい勉強する勉強する勢いでいけば、2週間で100時間くらいまで一気に到達できます。
大学生で毎日超絶暇、しかし、なんかやることないかな〜って思っている方はこのプランでいくのも良いかと思います。
まあこのプランを選択する人は少ないかと思いますが、最短でこれくらいでいけますよという指針ということで。
普通にいくなら2〜3ヶ月くらいの期間を確保
確実に合格を目指したいなら2〜3ヶ月くらいの期間を確保すると良いかと思います。
3ヶ月あれば1日1時間ちょっとの勉強の積み上げで100時間までいきます。
社会人の方でしたらこちらの方が現実的なプランかと思います。
1日1時間くらいだったら1時間朝早く起きて出社前に近くのカフェで勉強するみたいなことで十分実現可能ですね。
簿記の勉強は社会で生きるのに役立つ
まあこんなことを言っても仕方ないというか当たり前のことなんで改めてって話なのですが、簿記の勉強は試験の合格とか不合格とか関係なく、普通に社会で生きるツールとして役立つかと思います。
例えば(↓)こういうトヨタのHPで出ているグラフも簿記を勉強してなかったらなんのこっちゃですが、簿記を勉強してたらこれがわかるようになります。

なので一般常識というと言い過ぎですが、それに近いものとして息をするように簿記の勉強に取り組むのがトータルで見ていいかと思います。
最後に、全然関係ないですが、勉強法でiPadを使った勉強を紹介している記事があるのでよければこちらもどうぞ
