こんにちは、お茶くまです。
今日は、公認会計士の年収はどれくらい?って内容で投稿していきたいと思います。普通こういう内容を投稿するときって、データを集めたり、グラフを使ったりして解説するものですが、そういうことは一切せず、管理人の経験や感覚に基づいて投稿していきます。
決してデータ収集やグラフ作成がめんどくさいわけではなく、生の意見を届けたいというジャーナリズム精神です。
↓あと、YouTubeでも似たようなものを投稿してますのでよければこっちもどうぞ。
※目次が結構いっぱいありますが、好きなところをクリックすると該当箇所まで飛べます。
Google大先生に年収を聞いてみると
まずは天下のGoogle大先生のご意見を頂戴します。下記の通りです。
公認会計士の平均年収は992万円です(厚生労働省 賃金構造基本統計調査2017~2019年平均値より)。 なお、試験合格者1年目の監査法人の初任給は30~35万円(年収ベースで550万円前後)で、一般的な新卒採用の初任給21万円(厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査)と比較しても非常に高い給与水準となっています。
Googleは神なのでもうこれが正解です。
ということで今回の記事はこれで終了。としてもいいのですが、さすがにそれはあまりにもなんで、下記で管理人の経験とかも踏まえて投稿していきます。
ちなみに管理人お茶くまは東京のどっかの監査法人勤務で、割とリアルな意見で投稿できるかと思います。少なくともあらぬ方向の意見にはなっていないと思います。
あと、管理人は会計士を前提としない職で働いたことはないので、そことの肌感覚での比較はできませんが、感覚として「給料少ねええええ」って困るようなことは今までなかったかと思います。
公認会計士の平均年収•給料は低い? 現実どれくらいか?

公認会計士の初任給は?
まず、そもそもの前提ですが、多くの人は、大手監査法人(いわゆるbig4)に入ることになるかと思います。データによると9割超の人が大手監査法人に就職するみたいです。
データとか言っちゃってますが、そこらへんのネット情報なので正確性は担保されてません。
そして、多くは20代もしくは、30代突入したくらいで就職することになるかと思います。
その場合ですが、まあどこのサイトにも似たようなことが書かれていると思いますが、1年目の年収は残業代とかもろもろ込みで600万円前後になるかと思います。
管理人お茶くまは一般就職の経験がないので、世間の平均が肌感覚では分からないのですが、600万円っていったら結構良い方ですね。車とか時計とか無駄に高いものでない限り、欲しい物を我慢しないといけないようなことは基本生じないかと思います。
ちなみに600万円と書きましたが、残業をどれくらいしたかとか、みなし残業制度があるかどうかとか、その他細かいルールによって変動します。とはいえ、おおむねこのあたりの金額に治るかと思います。
で、5年目くらいまでに800万円くらいまで徐々に上がってくるイメージかと思います。
まあ年収は上がってくるけど、当然責任も増してきて、”年収の上がり幅“より”責任の増え幅“のような高い気がするので、なんともなところがありますが。
年収・給料は時が経つにつれて徐々に差は縮まる
初任給は他業種と比べるとかなり良い的なことを書きましたが、時が経つにつれてこの差は徐々に縮まってきます。
イメージ的には、会計士の給料は始めこそ良いものの、伸び代的には緩やかな感じで上がっていくようなイメージです。
極端な例ですが、銀行員だと新卒で入社すると30歳になる頃には1,000万円いくので、伸び代がかなり大きいです。
と言葉で書いたはいいものの、イメージが掴みにくいかと思いますので、クソの足しにもならないグラフを追加しました。
↓クソの足しにもならないグラフ
ちなみに、監査法人勤務で1000万円にいこうと思ったら、残業しまくる熱血系プレイヤーになるか、管理職(マネージャー)になるかなので、10年弱くらいはかかるようなイメージです。
「会計士になったら1000万円プレイヤーだ!」って意気込んでる意味不明な大学生がおりますが、実際に1000万円に到達している頃には心が荒んでいるので、かつての意気込みはなくなります。まあ逆に10年勤めると1000万円に到達するという見方もできますが。

年収の推移、年齢別の推移は
と、ネガティブよりな意見を言ってしまいましたが、年収の推移は?というのを改めて整理してみると、グラフの通り右肩上がりです。が、この右肩上がりの上がり幅が若干少ない気がします。もう少しグッと上がったらいいのになぁというのが正直な感想です。
特に上がり幅が激しい銀行員と比較すると30歳くらいで抜かれるイメージです。
公認会計士の年収事情のもろもろ

年収1000万円は余裕で可能?
年収1000万円いわゆる一本(イッポン)ですが、公認会計士になるとイッポンは普通に可能です。
おそらく多くの人がいくことになるであろう監査法人では、入社して10年目くらいでいくかと思います。
まあ、どこの監査法人かによって、昇級の仕組みとか、残業がどこまでつくとか、そもそもの時代の流れとかで色々と変わってきますが、概ね10年くらいで1000万円いくかと思います。
ちなみにですが、日本では、年収1000万円を超えてる人の割合は全体の5%程度みたいです。
生涯のマックス年収はいくら?
生涯のマックス年収はというと、独立しているなら不明、というか青天井です。
組織に勤務している前提なら2000〜3000万円くらいかなあという印象です。
ただ、2000〜3000万円というのはほんとのマックスなんで、あまり期待しない方がいいかと思います。
あと、2000〜3000万円の人の存在で平均値が上がってくるので、某転職サイトでは会計士の平均年収は○○万円だ!みたいな記事があるかもしれませんが、感覚的にはもう少し低いようなイメージです。中央値で示して欲しいところですね。
ちなみに、この辺りの数値は、男性だろうが女性だろうが差はほとんどないので非常に平等です。
監査法人による年収の違いはあるの?
次に監査法人によって違いはあるの?ってことですが、これは結論からいうとほんとどないです。
各監査法人で、給与の条件が微妙に違ってきており、例えば、みなし残業があるとか、ボーナスは何ヶ月分が大体出るのかとか、ボーナスの回数とか、その辺で差はあるようにどうしても見えますが、トータルで見たら結局一緒くらいに落ち着きます。
このあたりは勝手な予想ですが、明らかに年収が高い監査法人が現れると、当然、就活生はそこに集中します。となると、他の監査法人はそこに合わせてくるはずなので、結果的に同じくらいの水準になります。
もしかしたら、この時代はこの監査法人に入っていたら給料が高かったのに〜みたいなことはあるかもしれませんが、それはいっときのことで運要素が強いので気にしても仕方ないことなので無視しましょう。入社してから制度が変わったりすることもありますので。
地域により年収の違いはあるの?
次は地域によって年収の違いはあるの?についてですが、違いはあります。都市部に行けば行くほど基本給が上がるので、年収も高くなります。
一方で、地方に行けば行くほど基本給が下がり、年収も下がります。
都会と田舎では、生活コストが全然違うので、当然っちゃ当然ですね。生活コストを考えると都市部で多くもらっている年収分も生活コストの高さが故消えることになるかと思います。東京は特に生活コストがえげつないですからね。
トータルでみるとむしろ地方の方が貯金は溜まりやすい環境かと思います。
この辺はデータが出ているのでGoogleで「公認会計士 都市部 地方 年収 違い」とかで調べると最新のデータが出てくるかと思います。
あくまでデータ関係は当ブログでは示さず外部に依存するスタイルです。決してデータ収集やまとめるのがめんどくさいわけではありません。
男女別の年収比較
次に男女別の比較ですが、これは幸い男女別で差はほとんどないかと思います。
というのも、女性だからといって、男性と比べて低い水準の年収や給料に設定する理由も特にないからです。
かつての大企業病みたいなものはないのは良いことですね。
公認会計士の賞与(ボーナス)やコスパ
ボーナスはどれくらいか
ボーナスはどれくらいかということで、こればっかりは、個々人、またタイミングによるとしか言いようがありませんが、それではあまりにもなので、管理人の経験と勘で当てていきたいと思います。
この辺はデータが存在しないor存在しても集めきれない領域と思いますので、当ブログの強みが出てくるところです。
管理人によるボーナス予想(※根拠なし)
入社1~5年目・・・100万円〜150万円/年
入社6〜10年目・・・200万円〜300万円/年
10年目より上・・・未知数
10年目より上は未知数です。まじで未知数です。シンプルに管理人がその領域に行ってないので知らないってこともあるのですが、時代によってとか、その人のパフォーマンスによってのところが大きいと思うので、人によってまちまちかと思います。
コスパとしてはどうなのか?
職業をコスパ換算するのはどうかと思いますが、コスパの観点から見て年収は低いのか?という観点から考えていきたいと思います。
まず、当たり前ですが、会計士として働くためには資格が必要で、その資格を取るためにかかる時間はだいたい10,000時間と予想します。
となると10,000時間を投入してもなお、それに見合った年収水準になるなら良い選択になるかと思うのですが、これは合格できるならば、非常にコスパが良い選択となります。
ただ、あくまで合格できるならばという条件がつきますので、究極な話、合格ができずに途中で挫折とかしちゃうケースを考えたら、それまでの勉強時間はちょっと無駄になるかもしれません。
なので、この道に向いているのか、試験勉強をするのが得意なのかはよく見極める必要があるかと思います。
ちなみに、10,000時間勉強すると合格までいけるよって記事は下記です。

公認会計士で年収3000万円に到達する方法
最後にセンセーショナルな見出しで終わりたいと思います。
年収3000万円に到達するにはですが、独立するしかないです。もう少し具体的にいうと給与所得ではなく、事業所得を手に入れることです。
給与所得で3000万円に到達するのも不可能ではないと思いますが、猛烈な努力と、運と、センスとが必要で、かつここに到達できる頃には引退間近と思いますので、若いうちに・・・という場合は尚更です。
写真はセレブ寄りのビジネスマンのイメージです。
年収3000万円に行くための具体的な記事はこちら。
