こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
今回は「公認会計士を目指すに当たって、もろもろの費用はどれくらいかかるか?」について投稿していこうと思います。
一応各種データ調べて本記事を投稿してますので、大きくブレていることはないですが、結構フィーリングで書いているところもあるので、まあイチ個人の日記的な感じでお読み頂ければと思います。
公認会計士になるには一定のコスト費用が必要
まずもってそもそもの前提ですが、公認会計士になるには一定のコストが必要です。人によると思いますが、数十万円はかかります。
つまり、簿記3級と同じノリでこの道に足を踏み入れてしまうと溺死します。
ということで、主な費用は下記の通りです。
・予備校代(公認会計士講座代)
・模試代や教材代などの諸経費
・iPad代
・試験の受験代
予備校代(公認会計士講座代)
まずは予備校代です。というかこれが全体でかかる費用のほとんどを占めると思います。
いくらかかるかは、どこの予備校にするか、どのコースにするかで、いろいろですが、初学者の場合はだいたい60~80万円くらいかかります。クソ高いです。
海外旅行1周は余裕でできそうな金額です。
模試代や教材代などの諸経費
ほとんどは予備校代ですが、他にももろもろの諸経費がかかります。
例えば、勉強していく途中で法令基準集が必要だったり、電卓を買ったりすることになるかと思います。
他にも自宅で勉強するためにちょっといい椅子を買ったり、気分転換でカフェで勉強するときのコーヒー代とか・・・とあげたらキリないです。
iPad代
あと、地味に値段かかりそうなものがiPadです。
昨今はテキストをデータにしてiPadに取り込んで勉強するスタイルが広まってきていると思うのですが(あくまで予想)、その勉強スタイルをする場合、iPadを買う必要があります。
この場合ですが5~10万円くらいかかります。Apple製品はまじボッタクリ。
↓iPad勉強の詳細は下記の記事で投稿してるよ。

試験の受験代
最後に、これも当たり前ですが、受験代もかかります。
1回受験するのに、大体2万円くらいだったかと思います。
1回の受験で合格できたらいいですが、まあ現実のところ全体の受験生の半分以上は1回で合格できないので、何回か受験の申し込みをすることになるかと思います。その度に2万円かかります。苦しいです。
予備校代の費用や相場を比較
と、ここまで各種かかる費用を書いてきましたが、1番デカイのは予備校代です。
だいたい60~80万円くらいですが、各予備校で微妙に違うっぽいのでその辺りを解説できればと思います。
主な予備校は下記の通りです。
・TAC(最大手)
・大原(最大手その2)
・東京CPA(勢いがある)
・LEC(中堅くらい)
・クレアール(けっこうマイナー)
・その他(検討すら不要)
TAC(最大手)
まずはTACです。超有名です。「公認会計士の講座といえば?」となればTACと大原がまず思い浮かぶと思いますが、そのうちのひとつです。
で、そのTACですが、初学者で割引やクーポンも使わなければ、70~85万円くらいかかると思います。マジ高いです。
大原(最大手その2)
次は、本気になったら大原〜♪の大原です。
こちらもTACと同様、初学者で割引やクーポンを特に使わなければ、70~85万円くらいかかると思います。大金です。
東京CPA(勢いがある)
次は、東京CPAです。カッコ書きで「勢いがある」と書いてますが、イメージでは大学生が受講生の大半を占めてそうなイメージです。完全にイメージなんで実際のところは知りません。
で、こちらですが、これまたコースによるのでなんともですが70万円くらいかと思います。
LEC(中堅くらい)
次は、LECです。会計士試験は、大きく分けて短答式と論文式に分けられますが、LECはまず短答式の講座に申し込んで、合格できたら論文式の講座に申し込む、といった感じで申し込みが2回発生します。
よって、一気に大きな金額を払うというよりかは1回目→30万円、2回目→20万円みたいな振り込みになりますので、金銭的な負担はちょっと楽かもしれません。
そして大手と比べるとトータルの値段はちょっと安いです。
クレアール(けっこうマイナー)
次は、非常識合格法で有名なクレアールです。多分50万円くらいで、TACとかの大手と比べるとそこそこ安くなっている感じです。
まあようは、安かろう悪かろうです。(まじ失礼)
その他(検討すら不要)
その他の予備校は、ネットで検索したらちょいちょい出てくると思いますが、マイナーすぎて品質に常に不安を持って勉強せざるを得なくなります。
自らストレスを1つ作ることになるので、特段の事情がない限り選ばなくていいと思います。
公認会計士試験講座の料金をちょっとでも安くする方法
ここまで各予備校の代金をつらつらと書いてきましたが、総じて高い。
ということでちょっとでも安くする方法をいくつかのパターンごとに記載してます。
これ以外であったら教えてください。
大学と提携していたら(生協?)そちら経由で申し込む
大学の生協みたいなコーナーに行ったら、大体パンフレットが置いてると思いますが、そこを経由したら講座の料金が20%オフとかになります。
80万円の20%オフは、つまり16万円安くなるので非常にデカいです。
大学生ならば是非検討したいところです。
教育訓練給付制度
これは国の制度で最大10万円安くなります。
10万円もけっこうデカいので、もし使えるなら是非使いたいところです。どちらかというと社会人向けの制度になるかと思います。
詳細は書き切れないので下記のリンク先を参照してください。
予備校で開催している特待生制度
次は、予備校で開催している特待生制度です。
テストが開催されて、そのテストで優秀だったら成績に応じて20%とか50%の割引クーポンがゲットできる感じです。
予備校側としては、合格人数をアップするために優秀な生徒を確保したいというのがあるのでこんな制度があります。弱肉強食の世界です。
公認会計士の費用は、合格までの年数や受験回数で大きく変わる
少しでも安くする手段として、特待生制度が〜とか書いてきましたが、最も安く済ませる方法は、1回の受験で合格することです。超現実的です。
実際1回で合格することって少なく、どちらかというと何回か受験する方が圧倒的大多数なのですが、複数回受験するとなると、それに伴って予備校の講座も受験代も複数回申し込むことになります。
その結果、トータルの費用も上がります。なので、1回で合格できると最も安く済ませれることになります。
【結論】費用は無視して一番合格に近づきそうなところを選ぶのが良い
最後に、これを言ってしまっては、今までの投稿はなんだったのかな?って話になりますが、結論的には、費用は気にせず最も合格に近づく予備校や各種選択を選ぶのが良いかと思います。
下記のケースAとケースBなら、ケースBの方がコスパ良いねって感じです。
【ケースA】・・・安かろう悪かろうの予備校で50万円でスタートしても、合格に時間がかかると50万円が2回発生して合計100万円。
【ケースB】・・・良い環境を整えるのに80万円かかったけど、1回で合格してトータルも80万円。
年収アップを考えると予備校代は無視できる
若干生々しい話ですが、会計士になったら年収はそれなりにアップします。
その年収アップ分を考えたら、予備校代で10万円やそこらが変わっても、ほぼ無視できるレベルなので、とにかく1年でも早く合格できるような環境に身を置くのが大事と思います。

費用をケチって独学はほぼ無理
「予備校とか行かず、独学で勉強したら格安になるんじゃないの〜?」って考えも究極あるっちゃあるのですが、そもそもですが独学は無理です。
なので、ケチって独学で勉強すると、ただお金をドブに捨てて終了になるので、ちゃんと予備校に通って普通に勉強する道を選択する方がいいかと思います。

【おまけ】お茶くまのケースでかかった費用
最後におまけです。「お前はどれくらい費用かかってん!」って話で、当ブログを投稿している管理人は、全部合わせてだいたい100万円くらいかかったと思います。
【100万円の内訳】
・予備校代→55万円+25万円
・模試代や教材代などの諸経費→10万円
・iPad代→3万円
・試験の受験代→6万円
予備校代の25万円は1回で合格しなかったための代金です。
やっぱり1回で合格しないと追加のお金がかかるし、あとそれより何より、1年人生が遅れる(?)のがマジで手痛いので、金銭面も大事なんですけど、とにかく合格最優先で行くのが良いと思います。
ということで以上となります。
