こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
今回は「公認会計士試験の予備校は通信と通学どっちが良い?」というテーマで投稿していこうと思います。
つまり、今から会計士試験の勉強をはじめようと思っているけど「予備校どこにしようかな~」とか「スタイルは通信か通学どっちにしようかな~」って悩んでいる方向けの記事になります。
なお、ただでさえ当ブログへの訪問者が少ない中、誰々向けって読者層を絞るとさらに絞られてしまい訪問者はほぼいなくなるという残念な感じとなってしまいます。
ということで、通信と通学のそれぞれのメリットとデメリットを挙げていこうと思います。
↓記事をベースにしたものをYouTubeでも投稿してますのでよければ合わせてどうぞ。
会計士の予備校に申し込む以前に、そもそも独学は可能?
そもそもの話ですが、予備校になんか申し込まずに「独学でいけるんじゃないの~?」って思う方がいるかもしれません、いやそんなことないか。
まあ結論からいうと、独学はマジでいろいろキツいのでやめといた方がいいです。

通信(Web)講座と通学講座のメリット・デメリット一覧
ということで独学はしない前提で、以下書いていきたいと思います。
通信(Web)講座と通学講座のメリット・デメリットを無駄に表形式にしてみました。
表形式にする意味はあったのかと言われたらマジでやる意味はなかったと思うのですが、まあ許してください。
通信(Web)講座のメリット
まずは、通信(Web)講座のメリットです。下記の3つかな~と思います。
・講義をいつでも好きな時間に聴ける
・講義が倍速で聴ける
・受講費が通学講座よりちょっと安いかも
それぞれ解説していきます。
講義をいつでも好きな時間に聴ける
まずは「講義をいつでも好きな時間に学習できる」です。
これが通信(Web)講座の最大のメリットのような感じがします。
会計士試験の講座の講義回数はバカみたいに多いですが、これをWebでいつでもどこでも聴けるというのはメリットが非常に大きいです。
社会人とかだと、なかなかまとまった時間を確保するのが難しいからWeb講義はとても有難いです。
講義が倍速で聴ける
先ほどの「講義をいつでも好きな時間に学習できる」と似てますが、通信(Web)講座だと、講義が倍速で聴けます。
だいたい1つの講義が3時間くらいと思うのですが、倍速で聴けたら1時間半で完結できるのでシンプルに効率的です。
倍速とはいかないにせよ、1.5倍とか1.25倍くらいなら多分ストレスなく聴けるので学習スピードがアップするのがメリットです。
講義の数ってまあけっこう多いから少しでもスピードアップして全講義を一度聴けるというのはかなり大きいメリットかと思います。
受講費が通学講座よりちょっと安いかも
通信(Web)講座のメリットの最後は受講料がちょっと安いかもという消極的なものです。
まあ値段がどうこうで勉強の質を落としては意味ないですが、実際のところ金銭面の問題もあると思います。
通信(Web)講座は、通学講座よりもちょっと安いことが多いです。なので金銭面を重視する場合は若干のメリットになります。
通信(Web)講座のデメリット
続いて、通信(Web)講座のデメリットです。メリットだけではなく、デメリットも当然あるので、このあたりも勘案して決めていくのがよいかと思います。
・受験仲間がいない
・自習室が無い
・モチベーションの維持が困難
・カリキュラムの管理がすべて自分自身
受験仲間がいない
まず1つ目の通信(Web)講座のデメリットは「受験仲間がいない」です。
これはかなり大きいデメリットです。この試験はどれだけ短くても2年、長ければ4年とか5年くらい勉強することになりますが、その期間を一人でずっと勉強し続けるのは仙人クラスでないと厳しいです。
なので、同じ目標を持っている人たちがいる環境で勉強したほうが勉強を継続できるので、受験仲間がいない通信(Web)講座は大きなデメリットです。
自習室が無い
2つ目の通信(Web)講座のデメリットは「自習室が無い」です。
別途自習室を契約するとか、大学の図書館に通えます的な状況だったら良いかもしれませんが、自習室が無いのは勉強の継続するにあたってはデメリットになるかと思います。
予備校に通学で通えば、同じ勉強をしている人たちが同じ部屋で勉強してるので、良い刺激というか、自分もやらねばという気持ちになって継続して勉強しやすい環境になります。
まあとはいえ、この辺は個人の好みにもよりますね。
モチベーションの維持が困難
続いて、通信(Web)講座の3つ目のデメリットは「モチベーションの維持が困難」です。
先ほどの「受験仲間がいない」と「自習室が無い」と被りますが、一人で何年もモチベーション維持して勉強し続けれるのはマジ困難です。
当ブログの筆者は、予備校に通学して勉強していたタイプですが、仮に通信(Web)講座で一人で勉強していたら1年どころか1か月も厳しいと思います。
カリキュラムの管理がすべて自分自身
通信(Web)講座のデメリットの最後は「カリキュラムの管理がすべて自分自身」です。
まあ予備校に通っていたとしてもカリキュラムの管理は自分でしないといけないですが、通信だと良くも悪くもサボろうと思えばいくらでもサボれる環境にあります。
よって、どれだけ強い意志があっても、どうしても途中で心折れたり、モチベーション下がったりします。いやまじでこれは100%に近い確率で一人でずっとするのは困難と思います。
通学講座のメリット
ということで、通信(Web)講座のメリットとデメリットを紹介してきましたが、次は通学講座のほうの紹介です。
北海道の僻地に住んでいるとかでない限りは、多くの人は通学スタイルで学習することになるかと思います。北海道をディスっているわけではないです。
以下が通学講座のメリットです。
・受験仲間の存在
・自習室の存在
・スケジュール管理がしやすい
・ライブ講義がある
・講義の後に講師に直接質問できる
思いつく限り羅列してみましたが、まあ多いのでサッサといきます。
受験仲間の存在
通学講座の1つ目のメリットは「受験仲間の存在」です。これがいちばんデカい。
通信(Web)の逆になりますが、通学して勉強してたら、よほどヤバい言動をしていない限り、受験仲間ができると思います。
受験仲間をあえて作ろうと思って予備校に通う必要はまったくないですが、なんやかんやいうても3年とか4年勉強するにあたって同じ目標を持つ人はいた方が良いです、絶対に良いです。
自習室の存在
通学講座のメリットの2つ目は「自習室の存在」です。
長い期間勉強するのであれば、自習室は絶対あったほうが良いと思います。
当ブログの筆者は自宅で勉強はあまりできなかったタイプなので、自習室で勉強をしたいタイプなのですが、まあ人によっては逆に自宅の方が落ち着く(?)とかもいるかもしれないので、必須ではないです。
スケジュール管理がしやすい
通学講座のメリットの3つ目は「スケジュール管理がしやすい」です。
予備校の通学のコースで勉強してたら、講義の日程も勝手に組まれているので、一応それに従って勉強しておけば合格のルートに乗ることになります。まあそのカリキュラム通りにするのが激ムズではあるのですが。
ライブ講義がある
通学講座のメリットの4つ目は「ライブ講義がある」です。
ちなみにメリットとか言っておきながら、それほどメリットではない説もあります、というのもWeb視聴のスタイルのほうが個人的には時代にマッチしていることもあり、メリットに感じます。
が、ライブ講義のほうが良いって人もいると思うので、その場合は、通学スタイルでライブ講義を受講するのがメリットになります。
講義の後に講師に直接質問できる
通学講座のメリットの最後は「講義の後に講師に直接質問できる」です。
講義を聴くと「これはどういうことかな?」ってことがいくつか出てくるかもしれないですが、そういう時に直接質問にいけるのがメリットです。
が、通信でも質問できるしメリット感は正直薄いです。
通学講座のデメリット
ここまで、通学講座のメリットを書いてきましたが(一部メリットではないものも若干混じってましたが)、最後は通学講座のデメリットを書きたいと思います。
全部で3つです。
・講義の時間が決まっているため、柔軟なスケジュール調整ができないかも
・教室に通うための移動時間が無駄かも
・通信講座よりも費用がちょっと高いかも
講義の時間が決まっているため、柔軟なスケジュール調整ができないかも
通学講座のデメリットの1つ目は「講義の時間が決まっているため、柔軟なスケジュール調整ができないかも」です、いや長い。
これも通信(Web)の裏表になりますが、通学は講義の曜日とか時間が決まっているから、他の予定と調整しずらいとかあります。
あと、倍速で見れないとか休憩のタイミングとかこっちのペースじゃなくなるとかあります。
教室に通うための移動時間が無駄かも
通学講座のデメリットの2つ目は「教室に通うための移動時間が無駄かも」です
講義を聞きにいくのに片道1時間半とかかかる場合は、往復3時間かかってもう何しているのか意味不明な感じになるので、住んでる立地とかにもよりますが、移動時間が無駄になるかもしれません。
通信講座よりも費用がちょっと高いかも
通学講座のデメリットの最後は「通信講座よりも費用がちょっと高いかも」です。
デメリットに挙げてますが、「ちょっと」で、さらに末尾が「かも」なのでもはやデメリットではないです。
お金は多少高くなっても1年早く合格する方が吉です。

通学or通信(Web)に適したおすすめ予備校は?
ということで、通学or通信(Web)に適したおすすめの予備校を勝手に紹介していきます。
結論は、自分に合う予備校を選ぶところであればどこでも良いという、なんとも言えない結論になってしまうのですが、それではあまりにもなんで、筆者の勝手な意見を述べます。
通学の場合のおすすめ予備校は?
まず、通学を前提とした場合ですが、これは個人的には東京CPAってところが最近勢いがあって良さそうな雰囲気出ていますが、当ブログの筆者は別にここに通っていたわけではないので、確実なことが言えないというやや残念な感じです。
あとは、無難にいくならTACか大原になりますが、まあ大事な選択になるので、一度説明会とかパンフレット請求とかして、ちゃんと比較して決めるのが良いかと思います。

通信(Web)の場合のおすすめ予備校は?
次に、通信(Web)を前提とした場合ですが、これはさらに選ぶのが難しくなります。
まあでも普通に考えて、電話サポート体制とかが充実してて、なるべく質問や相談がしやすい環境があるところを選ぶのが大事と思います。
少なくとも教材送って放置とか、質問はFAXでしか受け付けませんとかいう昭和みたいなシステムを採用している予備校は真っ先に切り捨てるべきと思います。
この辺も各予備校いろいろ違うと思うので比較して納得感を持って決めるのが大事と思います。
ということで、以上となります。関連記事も下に貼ってますのでよければどうぞ。



