こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
今回は公認会計士試験が難しい理由について、あとそれの対策も合わせて投稿していきたいと思います。
一応世間では、医者、弁護士に次いで難しい資格で三大国家資格とされているので、難しいのは分かっているのですが、具体的にどのあたりが難しいかを解説していきます。
あと最後におまけ的な感じで、試験が難しいから「公認会計士になるのはもはや無理?」という疑問も考えていきたいと思います。最後まで読んでね。
↓本記事をベースにしたものをYouTubeでも投稿してますのでよければ合わせてどうぞ。

公認会計士試験が難しい理由

ということで、公認会計士試験が難しい理由を下記の通り並べました。全部で7つあります、多いです。
・試験の範囲がクッソ広い(実質的に範囲は無限)
・試験の内容も結構難しい
・暗記の量が半端ない
・勉強期間が長期間になるので途中で心が折れる
・合格できないとただのニートという不安がすごい
・合格率が当たり前だけど低い(倍率が高い)
・運の要素が完全に排除しきれない
いずれも管理人お茶くまの実体験に基づくものですが、管理人個人の私見100%になってはいけないということで、いつものようにGoogleで「公認会計士試験 難しい」で検索して上位20件くらいのサイトは徘徊してます。よって網羅性はバッチリです(多分)。
ということで以下では具体的にどのあたりが難しいかをそれぞれ見ていきます。
公認会計士試験が難しい理由①:試験の範囲がクッソ広い(実質的に範囲は無限)
1つ目の公認会計士試験が難しい理由は、試験の範囲がクッソ広いことです。マジでクッソ広いです、というか範囲は無限です。
試験の範囲は、会計や監査の基準ですが、これらの基準は毎年改正がされて、新しい基準もどんどんできるので、試験範囲は年々増加していってます。
仮に試験範囲が広がっていなかったとしても範囲は膨大オブ膨大なのに、毎年試験範囲が広がりだしたらそら範囲は無限になりますわって話です。
公認会計士試験が難しい理由②:試験の内容も結構難しい
次に公認会計士試験が難しい理由の2つ目は、試験の内容も難しい点です。
先ほど書いた通りですが、試験の範囲は会計とか監査とか法律の基準になります。法律の文章とかをイメージすれば分かるかと思いますが、パッと読んで内容を理解できるものでもないです。
例えば会社法って法律の360条から引用すると下記の通りです。
第三百六十条 六箇月(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)前から引き続き株式を有する株主は、取締役が株式会社の目的の範囲外の行為その他法令若しくは定款に違反する行為をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、当該行為によって当該株式会社に著しい損害が生ずるおそれがあるときは、当該取締役に対し、当該行為をやめることを請求することができる。
はい、何いってるのか全くわかりません。
こんな感じでそもそもの勉強する内容が難しくなってます。まあ、この辺は条文をそのまま読むと永久に理解不能なので、はじめの方は予備校のテキストとか講義を利用しながらの感じになるかと思います。
公認会計士試験が難しい理由③:暗記の量が半端ない
公認会計士試験が難しい理由の2つ目は、暗記の量が半端ない点です。
ネガティブな話ばかり続きます。先ほどの範囲が膨大、内容が難しい、に加えて今度はそれらを暗記しないといけません。
一語一句のレベルまで暗記が求められているわけではないのでそれは幸いですが、あくまで試験なので暗記がモノを言うところはある程度あります。いや、ある程度というか相当量の暗記が必要です。
公認会計士試験が難しい理由④:勉強期間が長期間になるので途中で心が折れる
公認会計士試験が難しい理由の4つ目は、メンタル的な話です。この試験はどれだけ短くても2年、平均は3年〜4年、長ければもっと・・・といった感じの勉強期間になるので基本長いです。
なので単純に長期間の勉強期間に心が折れます。この試験はどれだけ勉強しても「合格に絶対の自信がある!」という状況にはなかなかなれないので、いつ終わるのか分からない感がすごいです。
公認会計士試験が難しい理由⑤:合格できないとただのニートという不安がすごい
公認会計士試験が難しい理由の5つ目は、先ほどの4つ目に引き続きメンタル的な話です。
非常に現実的な話ですが、受験生の多くは新卒を捨てて勉強してたり、勤めている会社を辞めて勉強している人かと思いますので、合格できないとニートになってしまうといった不安がすごいです。
当ブログを書いてるお茶くまは学生の時から勉強していたのでそこまでではないですが、社会人で会社を退職して守るべき家庭があって・・・といった状況でしたら背水の陣感がすごいと思います。
公認会計士試験が難しい理由⑥:合格率が当たり前だけど低い(倍率が高い)

公認会計士試験が難しい理由の6つ目は、試験の合格率が低いことです。
いくら試験範囲が広くて内容も難しくてメンタル的に背水の陣だったとしても、合格率が60%だったら何の問題もないのですが、大体10人に1人が合格する合格率ですので非常に難関試験です。
1次試験が年2回あるけどそれぞれ合格率が10%前後、2次試験が年1回で合格率が35%くらいです。
公認会計士試験が難しい理由⑦:運の要素が完全に排除しきれない
最後の公認会計士試験が難しい理由は、試験なので運の要素が完全に排除しきれない点です。
ペーパーの試験なのでヤマが当たったり、計算ミスで崩れたりとか色々とハプニングは起きます。特に1次試験はマーク式ですのでたまたま1問当たるだけで順位が結構変わったりします。特に合格ボーダーライン付近でしたらその影響は計り知れないです。
公認会計士試験が難しいことに対する対策
公認会計士試験が難しいことは分かったと、ではどうすればいいかについてですが、正直どうしようもないですが、もし勉強をスタートするとなれば良い予備校に入るのが得策かと思います。
勉強がスムーズにいけばまだストレス少なく学習を進めれるかと思います。一方で意味不明な予備校に入ってしまうと勉強がうまくいかず苦しい感じになってしまうのでそれは避けたいところです。
で、おすすめ予備校ですが、CPA会計学院ってところです。
ちなみに、当ブログを書く都合上、いろんなサイトを徘徊した上で書いてますが、クレアールをおすすめしているサイトがたくさんありますね。あれはクレアールの資料請求するとマージンが入るからクレアールをおすすめしてるんですね。なので、真のおすすめはクレアールではなく東京CPAになります。
ちなみにこんなこと言っておいてなんですが、当ブログの他の記事でもクレアールの資料請求くらいだったらしてみては〜?って書いてるところがあります。他人を批判しておいて完全にブーメランになってます。
公認会計士になるのはもはや無理か?
公認会計士試験が難しい理由を改めて記載すると下記の通りです。
・試験の範囲がクッソ広い(実質的に範囲は無限)
・試験の内容も結構難しい
・暗記の量が半端ない
・勉強期間が長期間になるので途中で心が折れる
・合格できないとただのニートという不安がすごい
・合格率が当たり前だけど低い(倍率が高い)
・運の要素が完全に排除しきれない
こんなにも難しいことがばっかりあると「諦めようかな〜」とか「勉強を始めようかな〜」って迷うかと思います。
が、結論を言うと、凡人であっても、正しい努力を継続したら基本誰でも合格できる試験かと思います。
勉強が得意だったら大きなアドバンテージになるので、そのような状況も含めて検討頂ければと思います。
「公認会計士はやめとけ」というハイパーネガティブ記事もあるのでこちらも合わせてどうぞ。

