こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
今日は「公認会計士試験は無理ゲーだろ!撤退だ!」と思ったら読む記事を投稿していきたいと思います。
この試験勉強はあまりにも先が見えない中での戦いで、頭の中には、「諦め」「撤退」「受からない」「挫折」「断念」とかの文字がぐるぐる回りながら勉強することもあるかと思います。
そんな時の決断の一助になれば幸いです。
↓あと、本記事をベースにしたものをYouTubeでも投稿してますのでよければ合わせてどうぞ
公認会計士合格は無理ゲーなのか?受からないものか?
まずもって公認会計士試験の合格は非常にハードルが高いです。なので、無理ゲーとか言われても仕方ないことかと思います。
無理ゲー言われる要因は、半分想像ですが、主に下記3点と思います。
・試験の難易度が非常に高い
・試験勉強が長期間になる
・勉強しても先が見えないので周りとの比較が気になる
以下でそれぞれ詳細な内容を解説していきたいと思います。
無理ゲー要素①:試験の難易度が非常に高い
無理ゲー要素の1つ目は、やはり試験の難易度が非常に高い点です。合格率が1次試験、2次試験合わせてだいたい10%くらいかと思いますので、その難易度たるや・・・といった感じです。
しかも合格率10%といっても、適当にやってる人の中での10%ではなく、ほぼ全員が人生掛けて勉強している人たちの中での10%なので、まあそら難しいわってなります。
無理ゲー要素②:試験勉強が長期間になる
無理ゲー要素の2つ目は、試験勉強の期間がどうしても長くなることです。
大体2〜5年くらいがこの試験の勉強期間ですが、まあこれだけの年数を1つの勉強に投入すると途中で苦しくなる時が来るのは当然かと思います。
挫折を考える時も1回とか2回じゃなくて、何回も考えることがあるかと思います。
無理ゲー要素③:勉強しても先が見えないので周りとの比較が気になる
無理ゲー要素の3つ目は、周りと比較してメンタルがキツくなる点です。
先ほどの無理ゲー要素の2つ目とも関わりあるところになりますが、長期間勉強していく中で「自分はいったい何をしているのだろう・・・」という気持ちになることがあります。
特に20代というのは環境の変化が激しいですので、例えば大学時代の友人が、次のステージ、さらに次のステージへと充実した生活を送ってそうな雰囲気で、ずっと勉強しているのはちょっときついかもしれないです。いや、けっこうきついです。
その他、公認会計士試験が難しい理由について投稿した記事もありますので合わせてどうぞ

受験途中で諦めて撤退する人もけっこう多い
公認会計士試験の合格には無理ゲー要素がたくさんあるということで、実際のところはというと予想通り、受験の途中で諦めて撤退する人もそこそこいます。
予備校のパンフレットには合格率とか合格体験談しか載らないので(当然ですが)、不合格で終わった人とか撤退率は謎のままですが、お茶くまの感覚としては撤退する人はそこそこいます。
勉強をスタートした人が100人いたとしたら、半分の50人くらいは途中で撤退しているイメージです。なので、撤退すること自体は別に珍しいことでもなく、むしろよくあるケースだと思います。
撤退&諦めの判断基準
さて、次に、受験を諦めて撤退する基準ですが、年齢のこと、日々の勉強のこと、お金や将来のこと・・・と多岐に渡りますので、以下で述べていきます。なお、いつものようにすべて私見です。
撤退&諦め基準①:年齢を考慮した将来のこと、
いやまあ他人の人生をどうこういう権利はまったくないというのは重々承知の上でですが、年齢とかはけっこうシビアなところでどうしても考えてしまいがちですね。
実際、監査法人の中で出世しようと思ったら、当然若い方が有利で、むしろあまりにも年齢が高い段階で合格したとしても監査法人内での出世は現実的に厳しいところがあります。
まあ一定以上年齢がいかれている方はそもそも監査法人でずっと、というよりかは独立を見据えてというパターンが多いような気もしますが。
撤退&諦め基準②:日々の勉強のこと
日々の勉強があまりにもつまらないや、そもそも勉強すること自体肌に合ってないと分かったら撤退する一つの理由になるかもしれません。
とはいえ、この試験にチャレンジしている以上、一定程度の学力がある方が多いような印象ですが、全員が全員そうではないかと思いますので、勢い余って勉強スタートしたはいいが、まじで選択ミスったとかでしたら撤退はアリかと思います。
撤退&諦め基準③:お金のこと、家庭のこと
お金と家庭のこともまじシビアですが、撤退の理由の1つになります。
例えば社会人を辞めてこの試験にチャレンジしたはいいが、資金的な余裕がなくなり撤退してもう一度再就職というのも生きるために必要な選択と思います。
あと、学生とかなら新卒での就活までに合格できなかったら諦めて一般就活をしますという家庭内での約束で勉強をスタートした人もいるかもしれませんので、その場合も撤退の理由になるかと思います。
その他の要素も色々あるかと思いますが、そのあたりを書いた「公認会計士になるのはやめとけ」というスーパーネガティブ記事はこちら

受験を続けることのリスク
撤退の基準やその理由をつらつらと書きましたが、まあそんなフワッとした基準を示されたとて決めれるわけではないかと思います。
受験を続けることも全然アリで、むしろそうであって欲しいですが、受験を続けてただひたすらに勉強してたら良いかと言われるとそうでもないです。
非常にシビアですが、成績が上がらないと受験期間が長引くだけですので、結局以前と変わらず・・・といった状態が続くことになります。まじでこの辺はシビアです。
それでも公認会計士は価値ある資格かも
と、ここまでネガティブすぎる話題が続いていましたが、それでも公認会計士の資格は目指すのは非常にアリな選択肢と思います。
正しい勉強法を継続して続けることができたら、基本的には誰でも合格できる資格で、合格するとたくさんのメリットがある資格ですので、頑張ることができるならチャレンジしてほしいところです。
ちなみに「かも」としたのは、実際公認会計士になってみるとそれはそれでしんどいこともそれなりにあって、手放しで喜べるわけではないので末尾は「かも」としました。
公認会計士のメリットの記事はこちら。

諦めよう、撤退しよう、挫折、断念しようと思った時に考えるべきこと
ということで、最後に、諦めよう、撤退しよう、挫折だ、断念しようと思った時に行動することを3つ挙げて終わりにしたいと思います。
①公認会計士を目指したきっかけを見直す
まあ教科書的な感じになってしまって恐縮ですが、公認会計士を目指したきっかけを見直してみるのがいいかと思います。
昨今はYouTuberで飯を食っていける人も出てくるほど仕事や生き方が多様化しておりますので、公認会計士以外にも道は無限にあります。
なので、当初のきっかけを見直して「別に公認会計士じゃなくてもいいんじゃないの〜?」ってなったら別の道を選択するのもありだし、公認会計士ならではの何かがあるなら引き続きチャレンジするのが良いかと思います。
②勉強からちょっと離れてみる
撤退しようと思った時に取るべき行動の2つ目は、勉強からちょっと離れてみることです。
多分ずっと、1日10時間とか勉強してきたと思いますので、ちょっと近場で旅行に行ってみたりしてリフレッシュというか、振り返りの機会を作るのはアリかと思います。
③講師に相談する
最後の取るべきおすすめ行動は、更新に相談することです。最後に持ってきてしまってますが、これが最も取るべき行動かと思います。
一応予備校の講師陣は、成績とかの事情も含めて歴代の受験生のこともよく分かっていると思いますので、撤退するかどうかについても良いアドバイスをもらえる可能性が高めです。
ただ、予備校の講師陣にもクソみたいな講師も結構な割合で混じってますので、真に信頼できる講師に相談するのが良いです。自身で通っている予備校で信頼できる講師がいないならばネットを通じて他校の講師に相談するのもアリです。使えるものは何でも使いましょう。
おわりに
当ブログ史上、最大級にネガティブな投稿になってしまいましたので中和するためにネコの写真を置いときます。
