仕事とか

【公認会計士の転職】監査法人を辞めたい&つらい理由5選

こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。

公認会計士試験に合格したら9割以上の方は監査法人、中でもBIG4と呼ばれる大手監査法人に入所することになるかと思います。例にもれず当ブログの管理人のお茶くまもそのパターンです。

が、毎年のことですが、監査法人を辞めていく人がたくさんおります。

ということで、今回は「監査法人を辞めたくなる主な理由」というハイパーネガティブテーマで投稿していきたいと思います。非常に闇深いテーマです。

群衆
群衆
監査法人を辞めたくなる理由とかつらいポイントを教えろください。

管理人お茶くま
管理人お茶くま
分かりました

↓本記事をベースにしたものをYouTubeでも投稿してますのでよければ合わせてどうぞ。

昨今の監査法人事情

white printer paper beside silver laptop computerまずは、昨今の監査法人事情ということで、まあ監査法人に限ったことではないのですが、新型ほにゃららウイルスのせいでリモートで仕事をする機会が増えましたね。増えたというかそれがスタンダードになりつつありますね。

で、これこれでは別にいいことなのですが、この影響で社内のコミュニケーションがどうしてもやりにくくなっているように感じます。

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お茶くまは監査法人に入所してある程度年数も重ねているので別に問題ないのですが、去年とか今年とか入社した人からすると、いきなりリモートでの仕事となっております。

なので、気軽に質問できないとか、そもそも上司の顔を見たことないし、なんなら声も聞いたことないしみたいなパターンもあるかと思います。

こういうのも重なって、「転職しようかな~」って思っている人がたくさんいるかと思います。結果たくさん辞めていっているような気もします。ちなみにいろいろ勝手に言ってますが、実際のところは知りませんしほぼ想像です。

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監査法人を辞めたいと感じた理由〈お茶くまの場合〉

ということで、本題です。

監査法人を辞めたいと感じる理由は色々あるかと思いますが、お茶くまのケースは下記が辞めたくなる要因です。

・日々の仕事が激務&ワークライフバランスの崩壊
・監査という仕事がつまらない
・監査以外の経験が積みにくい&やりたいことが見つかった

ちなみに「辞めたい理由」みたいに書くと、すでに辞めた人みたいになってしまってますが、まだ辞めておらず現役バリバリでやってます。

以下ではその内容を解説しますね。

日々の仕事が激務&ワークライフバランスの崩壊

1つ目は、日々の仕事が激務すぎて、ワークライフバランスが崩壊することです。

お茶くまのケースとしてあげましたが、おそらくこれがいろんな人の辞めたい理由の1位になるかと思います。

監査法人の残業時間は、繁忙期は特に半端なくて、人間としての尊厳をギリギリ保てるレベルです。

昨今は「働きかた改革」がどうとかで、一昔前と比べるとずいぶんホワイト化はしているみたいですが、それでもなお、平日は趣味の時間とか全く取れないレベルで働き、土日も当たり前のように出勤したり各種対応している時が多いような気がします。

というと少し言い過ぎかしら、詳しくは下記の記事をどうぞ。

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監査という仕事がつまらない(感謝されにくい仕事)

2つ目は「監査という仕事がつまらない」です。

多分お茶くまに限らず、いろんな人の辞めたい理由の2位がこれになると思います。

監査って、まあどういう意気込みで仕事に向き合うとか、自分のポジションとかにもよるかと思いますが、やりがいはなかなかつかみにくい仕事だなあと感じます。

個人的には、しっかり監査をすればするほどクライアントから煙たがられる時があるというのが非常にもどかしいと感じる時がありますねえ。まあしっかり監査をすればめちゃめちゃ感謝される時もあるので、それはお客さん次第みたいなところもありますが。

あとこれは大手の監査法人ならではかもしれませんが、普段の仕事の半分くらいは、監査というよりかは、間接業務的なことであったり、社内調整業務とかであることが多いです。

せっかく会計士という資格を取ったのに、実際やっていることはといえば「学生のアルバイトの延長かな?」って時もあるので、そういう時は辞めたい気持ちが加速します。

監査以外の経験が積みにくい&やりたいことが見つかった

スキル, ことができます, スタートアップ, を起動します, 財団, ビジネス, 手, 会社, 書きます先ほどの1つ目の激務と、2つ目の監査がつまらないというのはネガティブ要因でしたが、3つ目はポジティブ要因です。

監査をしていく中で監査以外のやりたいことが見つかるとそちらの道に行くってことで転職するケースがあるかと思います。これもあるあるですが。

お茶くまも数年監査をして「将来はこういう方向に進みたいな〜」という気持ちがあるにはあるので、その気持ちを実現するために監査法人を辞めて転職をする選択肢もアリだなあと感じます。

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監査法人を辞めたい理由〈一般的な理由〉

Youtuber, ブロガー, 脚本, 絶望的です, 退屈な, Uncreative, 作家のブロックということで、ここまで当ブログの管理人お茶くまの個人的見解をつらつらと述べましたが「そういう私見はいらんから一般的な理由を教えろ!」って意見もあるかと思いますので、そちらも記載していきます。

ちなみに、例の如くGoogleで関連ページを20件くらい徘徊してますので、世間一般が考えうる辞めたい理由は網羅しているはずです。(お茶くまの辞めたい理由と被っているものもあるよ)

・日々の仕事が激務&ワークライフバランスの崩壊
・監査という仕事ががつまらない(感謝されにくい仕事)
・人間関係でストレスが溜まる(上司orクライアントがクソ)
・監査以外の経験が積みにくい&やりたいことが見つかった
・将来が見通せない(泥舟感)

以下でそれぞれ解説していきます。

日々の仕事が激務&ワークライフバランスの崩壊

green plant beside white desk1つ目は激務とワークライフバランスの崩壊です。先ほどお茶くまが辞めたくなるケースでも述べましたね。

まあ実際ほぼ全員が思っていることで、仮にこの問題が解決したら、ほとんどの人は監査法人を辞めようとか転職しようとかは考えないと思います。それだけ辞めたい理由の中でも大きな要因です。

人間としての尊厳をギリギリ保てるレベルの残業時間で日々過ごしていると、なんのための人生なんだろうって思ってしまうので当然ですね。

監査という仕事ががつまらない(感謝されにくい仕事)

2つ目は、監査という仕事がつまらない点です。こちらも先ほどお茶くまが辞めたくなるケースで述べましたね。

1つ目に挙げた「激務&ワークライフバランスの崩壊」に合わせて「そもそもの監査という仕事がつまらない」となると、そら辞めたくなりますわなという感じです。

人間関係でストレスが溜まる(上司orクライアントがクソ)

チックタックつま先, 中心部, ゲーム, チョーク, 愛, 再生, 戦略ゲーム, クロス, シンボル, 感情3つ目は「人間関係でストレスが溜まる」です。

人間関係ってどこの職場にいったとしても付きまとう問題なので、監査法人特有の事情ってわけじゃないですが、まあ監査法人にもあるにはあります。

毎日コミュニケーションを取る人がやばいやつだったらそら転職するわな〜ってところかと思いますので、辞めたい理由とか転職理由の上位に入ってくるかと思います。

一緒に仕事をする人を選べないのが厳しいですね。

監査以外の経験が積みにくい&やりたいことが見つかった

4つ目は「監査以外の経験ができない・やりたいことが見つかった」です。

幸い、公認会計士という仕事は、キャリアの選択肢が結構幅広くあるっぽいので、監査をしていく中で「〇〇がしたい!」って気持ちが出てきたらそっちに舵を切るパターンがあると思います。

例えば監査をしていく中で「もっとクライアントの力に直接的になりたい!」って思えばコンサルっぽい領域にチャレンジするとかです。他にもよくあるパターンとしては「将来的に独立したいから税務の勉強をしておきたいな〜」ってことで税務を学べる環境に行ったりとかです。

将来が見通せない(泥舟感)

brown boat sailing on body of water during daytime監査法人を辞めたい理由の5つ目は「将来が見通せない」ことです。

監査法人で働いていたも自分のキャリアパスがイメージできない、というかキャリア以前に、自分の上司がものすごく疲弊してて自分こんな姿になりたくないんすけど…ってケースがあるかと思います。

他にも、どんどん人が辞めていく姿を見て、この組織はもはや泥舟だから早く抜け出した方が吉なのでは…?と感じる時もあるかと思います。

といった感じで、漠然としながらも今の環境では未来がないぞ!?となれば、とりあえず辞めたり、転職という選択になるかと思います。クッソネガティブですね。

監査法人を辞め、転職した際のメリット

これまで監査法人を辞めたい理由をつらつらと述べてきましたが、実際に監査法人を辞めるアクションまで移せた場合のメリットを紹介したいと思います。

それはズバリ「ワークライフバランスが整う」ことです。

というか、わたしの周りで転職した人の声がほぼそれです。

監査法人を辞めたい理由の第1位が「激務、ワークライフバランスの崩壊」なので、これを見事に解消できた感じですかね。

ちなみに、管理人のお茶くまは実際に監査法人を辞めてないし、転職もしていないので本当のところみたいなのはわかんないのですが、まあでも監査法人の働き方を思うとワークライフバランスはうんと改善できるんだろうなあ~という感じです。

とりあえず転職エージェントに登録が吉かも

不動産, 住宅ローン債券, ハウスの販売, 不動産業者, 貯蓄, 住宅ローンの契約, 財務書類, 投資, 保存このブログをお読み頂いている方は「いまは監査法人に所属して転職しようかな~」って思っている方かと思いますが、もしまだ転職エージェントに登録していなかったらまずは登録するのがおすすめです。

「とりあえず今は不満を持っているけど、実際の行動として何をしたらいいのかわからない…」とかでしたらまずは転職サイトに登録すると、いろんな情報を知る機会になるかと思いますので、そこで転職の情報を集めていく感じです。

実際に転職するかどうかは別としても、転職するとなったらどんなところが候補になるのかとか知っておくことに損はないこと、あと、転職エージェントの担当者と話すと自分の気持ちの整理とか、一般的にはどういう悩みがあるのかを知ることができるので、登録して損はないかと思います。

ベタというか有名どころでいうと、マイナビとかMS-japanとかビズリーチとかいろいろありますが、適当に2,3個登録して比較しながら進めていくのがよいかと思います。

おまけ、監査法人にもメリットは多数ある

技術革新, ビジネス, 実業家, 情報, プレゼンテーション, グラフ, アイコン, 説明しますと、ここまで書いておいてなんですが、監査法人ならではのメリットも多数あると思います。

予備校のパンフレットに載っているような「社会的責任が高い~」とか「若くして部長クラスと議論が~」とかの表面上のところは除いて、下記とかがメリットかなぁと感じます。

・働き方の自由度が高い
・裁量権がけっこうある
・給料が高い
・残業はやった分は基本そのまま残業代になる

監査法人は会計士の集まりでみんな一応ひとりの専門家としての労働なので、裁量権があって自由度も高いし、基本の給料ベースもある程度あって、残業代もそのまま出ることとかはメリットですね。まあ残業代がちゃんと出るとかは当たり前ですが。

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とうことで、長々と書きましたが、結論を特に出せるわけでもなく中途半端な感じで終わりたいと思います。

関連記事を下記においてますので、宜しければこちらもどうぞ。

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