こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
昨今の公認会計士試験にチャレンジする年代はどんどん若くなってきて、大学1年目とか2年目から勉強をスタートしてますって方が増えてきた、いや、もはやそれが普通(!?)になってきているような気がします。
ということで、公認会計士試験勉強を始めようか迷っている大学生、中でも特に大学に入学して1年目〜2年目くらいの方に特化した記事を書いていこうと思います。
なお、特化とか言っちゃってますが、特化も何をテーマに書こうが当ブログへの訪問者はほぼいないという悲しい感じとなっております。
↓記事をベースにしたものをYouTubeでも投稿してますのでよければ合わせてどうぞ。
【そもそも】予備校のパンフレットではどんなことが書かれている?
まず、「公認会計士を目指そうかな〜」って思ったら、各予備校や専門学校のパンフレットを取り寄せたり、ホームページを見たりするところかと思います。
例えば、TACのパンフレットとか見た場合は、公認会計士について下記のような耳障りのいい言葉が並べられられてます。
・社会的地位が高い職業
・監査は独占業務
そして予備校での勉強は、下記のような当たり障りのない言葉が並べられられてます。
・無理ないスケジュールで合格できる
・充実の教材で合格まで勉強できる
が、そういう表面だけのことはいい、というか苦しいこともたくさんあると思うので「実際のところはどんな感じなのかな?」という事でメリットとデメリットを3つずつ上げていきたいと思います
大学生活の序盤から公認会計士試験にチャレンジするデメリット3選
まずはデメリットからです。
大学生がこの試験を目指す場合は、大学生活との兼ね合いやバランスの話が気になるところになるかと思いますが、下記が想定されるデメリットです。
①大学に通うことは週4から週1になる
②バイトは辞める、もしくはやっても週1
③サークルのエンジョイ率は8割減
①大学に通うことは週4から週1になる
まず1つ目は「大学に通うことは週4から週1になる」です。つまり、ほとんど大学には行かない生活に変わることになると思います。
「大学と予備校でダブルスクールだ!」ってパンフレットには書いてるかもしれませんが実際はシングルスクールです。そして、予備校の方がメインで、大学はサブです。
ダブルスクールとか横文字にしてもごまかせません。
②バイトは辞める、もしくはやっても週1
2つ目のデメリットは「バイトは辞める、もしくはやっても週1」です。
この勉強をしてたら、バイトなんかに時間を取られている場合じゃないので、基本バイトは辞めて勉強専念することになるかと思います。
バイトは時給900円とかですが、会計士受験生の時給は8,000円説も出てますので、目の前に絶対に返さないといけない借金があるんだ!的な状況でない限りバイトは辞めた方が得策だと思います。

③サークルのエンジョイ率は8割減
3つ目は「サークルのエンジョイ率は8割減」です。サークルのエンジョイ率ってなんだって話ですが、要は少なくとも周りと同じノリでサークルに参加できることはなくなります。
この辺りは人間関係なんでこれって正解がないので難しいですね。
勉強の気晴らし的な頻度での参加とかでも温かく受け入れてくれる環境、人間関係があれば、サークルにかける時間がなくても卒業後も長く付き合える人間関係になると思います。
大学生活の序盤から公認会計士試験にチャレンジするデメリット3選のまとめ
デメリット3選を書きましたが、どれも世間がイメージする大学生活とは少し離れる方向になります。
まあそもそも、やりたいこと、なりたい職業を目指すので、デメリットもクソもないと思うのですが、やはり周りと明らかに違うことしてて、かつ、それが成果に結びつくか不明な状況で、勉強に踏み切るのは悩むところかと思いますので3つ挙げました。
ちなみに、この辺りをよりまとめた記事はこちら

大学生活の序盤から公認会計士試験にチャレンジするメリット3選
やや後ろ向きな話題が続いたので次はメリット3選です。ポジティブな方です。
こちらも3つ挙げました。
①大学生特有の膨大な時間を有効活用(?)できる
②若いうちに動いているのは強い
③仮に結果がダメだったとしても修正がきく
①大学生特有の膨大な時間を有効活用(?)できる
これがメリットなのか疑問なところもありますが、大学生って基本暇です。
理系ならともかく私立文系とか実質的に何にも勉強してないに等しいと思いますので、ある意味では、4年間という時間はなんの成果も生み出さない時間です。
いや、そういう時間こそ大事だって意見も超わかるし、なんなら管理人もどっちかというとそっち派なんですが、暇だな〜って思う人もいると思うので、その意味では膨大な時間が必要な公認会計士試験はぴったりかもしれません。
社会人だとどうしても時間的に厳しいことがあるのでそういう意味で大学生は強いですね。
②若いうちに動いているのは強い
勉強して合格したらほとんどは監査法人に入ることになるかと思うのですが、てか管理人も例にもれず監査法人なのですが、やはり若くして入社するか、30歳半ばで入社するかとなれば絶対若くして入社できた方が良いです。
昇格、将来の選択肢の幅などが段違いに増えます。
で、そのためには逆算すると、当然早い段階で動いて勉強開始した方がいいと思いますので、大学生のうちに勉強スタートというのはぴったりな時期かと思います。
最近は高校生のうちから勉強スタートしている商業高校の人もいるみたいで・・・それはやりすぎな気もしますが、時代のトレンドなんでしょうか。
③仮に結果がダメだったとしても修正がきく
これも割と大きなメリットです。
会計士受験生は、管理人の個人的な肌感覚では半分以上が大学生もしくはそれくらいの年齢から勉強スタートいていると思うのですが、
勉強初めて1年経った段階で、「この勉強は自分にはきついかもしれない」「会計の道は違う気がする」ってなったときに、若いと修正がききます。
具体的には新卒採用までのタイミングで方向修正すればなんの遅れも取りません。
新卒採用が終わってたとしても、海外留学で1年学年を後ろにしてなどでなんとかなる余地は大いにあると思います。
が、社会人で、いったん仕事を辞めてこの勉強に専念しているとかだと状況は変わってきます。
その場合はガチの背水の陣なのでプレッシャーが半端ないです。
あえてそういう環境に追い込んだ方がいいとかなら別ですが、基本人生かけたプレッシャーにさらされたくないものと思いますので、若いうち、つまり大学生のうちに動いておくのは非常にいいことかと思います。
大学生活の序盤から公認会計士試験にチャレンジするメリット3選のまとめ
メリット3選をまとめると、最近のトレンド的な話にも繋がるところがあるのでしょうが、受験生の半分以上は大学生のうちから勉強をスタートしているので、その流れに乗って早い段階でしてたらリスクは低いままチャレンジできるってところです。
周りと一緒とか、流れに乗ってってあたりがいかにも日本人らしいですね。
【結論】いつ勉強をスタートするのが正解か?
なんやかんやで色々と書いてきましたが、大学生の序盤に勉強スタートするべきか?については早いに越したことはないので、いずれ勉強するのであれば早いうちにスタートしたほうがいいと思います。
ただ、なんのためにせっかく大学に入学したのかな?って観点もあるかと思いますので、その辺は別の記事をよければ参照してくださいませ。


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