こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
怒涛の修了考査シリーズも本投稿で最後となります。最後は職業倫理という科目に特化して投稿していきたいと思います。
まあシリーズとか言ってますが、勝手に科目別に好き勝手に記事を書いているだけなので、別にニーズがあってとかではないです。
むしろ職業倫理の勉強法とかいう世の中1000人いて1人がギリ興味あるかないか、いや、おそらくないという限定も限定、超限定テーマで投稿していきます。


なお、全て私見かつファンタジー的要素&フィクション的要素で構成されており、所属する団体や組織の意見ではなく、また特定の誰かをディスったりする意図は全くありません。
全体の中での”職業倫理”の位置づけ
修了考査の受験科目は下記の通りで合計5つありますが、”職業倫理”は1番下になります。正確には「公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理」という名前みたいです。
配点は100点で、一番重要度が低いです。
・会計に関する理論及び実務・・・300点
・監査に関する理論及び実務・・・300点
・税に関する理論及び実務・・・300点
・経営に関する理論及び実務・・・200点
・公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理・・・100点
職業倫理の「出題範囲・項目」
次に職業倫理の出題範囲です、下記の通りです。
・公認会計士法、同施行令、同施行規則
・日本公認会計士協会会則、倫理規則、独立性・職業倫理に関連する指針
・金融商品取引法による監査人に関する規制
・会社法による監査人に関する規制 等
いつものごとく、末尾に「等」が付いているので”実質無限”感が漂ってます。
職業倫理は過去問対策が特におすすめ
過去問対策は基本どの科目もするべきなのですが、点数に直結という意味では職業倫理では特に過去問対策がおすすめです。
税務実務とか会計実務の過去問は、ボリューム的にイチから解く気には到底なれませんが、職業倫理だったらボリュームかなり少ないのでパッと見れます。
3〜5年分の過去問を見て、どこが出題されているかを確認
で、具体的に何をしたらいいのかって話ですが、過去問を3〜5年分くらい全部見て、基準のどの辺が出ているかをチェックしていくのがおすすめです。すると「基準のこの辺りがよく出てるな~」ってのが分かります。マジで分かります。
是非やってみてください、過去問はHPにアップされてます。
倫理規則と注解がクッソ出題される
過去問を数年分見るとわかると思うのですが、倫理規則と注解の出題率がかなり高いです。今後どうなるかは知りませんが、とりあえず過去問ではよく出題されてます。
今後も同じ傾向が続くとしたら、この倫理規則と注解を学習しておくべきなのですが、意外とボリュームがそこまでないことと、同じところ(1回出題されたところ)が再び問われる可能性は低いことを考えると、勉強する範囲をグッと絞れることになります。
つまり、下記の2点を考慮すると、次に出題されそうなところが結構絞れるというスーパーチャンスな状況って感じです。
①ふつうに考えると直近で1回出題された箇所はもう出題されないこと
②倫理規則と注解はそんなにボリュームがないこと
下記のPDFの8ページ目くらいまでが過去問でよく出題されている箇所なので、ここから既に過去問で出題されたところを除いたところを重点的に覚えとけば効率的な学習が進めれそうです。
答練はひととおりやっておく
答練が重要ってわけではないのですが、万が一答練の内容もしくはそれに近い内容が本番でも出題されたら多くの人は得点してきます。
なので嫌でも答練はやらざるを得ないです。
TACの答練は特にやっておく
どこの予備校に所属するか、というか予備校の選択肢は2つか3つくらいしかないと思いますが、仮にTACで学習してない場合はなんとかしてTACの答練をゲットして解いておきたいです。
かつて(3年前とか?5年前?)は「試験作ってる人、絶対TACの答練見て作問してたやろ!」ってくらいTAC答練が崇拝されてる時代があったとかなかったとか。
今後そんなことになるとは思えませんが、もしそうなった場合でTAC答練をやってなかったら大ダメージを受けることになるので、是非対策しておきたいです。
2年分くらいの答練をできればやっておきたい
なんか不毛な感じになってしまうのですが、昨今は異常に合格率が低下しており、過年度受験生みたいな人が母集団の中でも多くなっているかと思います。
となると、その過年度受験生は当然(?)2年分の答練を学習してくることになるので、できればですが2年分対策しておきたいです。
が、これはあくまで理想、かつ、心配性の場合で、というかそもそも過年度の答練とかどうやってゲットするねんって問題もあるかと思いますのでご参考程度に。
足切りをなんとしても避ける
ここまで答練答練うるさくなってますが、足切りを避けたいという観点から色々と準備しておきたいという意図がちょいとあります。
まあ足切りって基本ないと思うのですが、修了考査の科目で足切りがあるとするなら職業倫理と思うので、みんなが正解してくるところを自分だけ落としてしまったみたいな状況はなんとしても避けたいです。
基準の原文に可能な限り読む
例えば会計実務の基準となるといわゆる会計監査六法になりますが、あれは現実的に全部読むのは無理です。紙にすると3000ページとかあるので絶対無理です。
が、職業倫理の試験範囲になっている基準は、頑張れば全部読めます。(全部読む必要もない気がしますが)
職業倫理の基準はまとまっている
ということで、こちらにまとまってます。
ここにある基準を全部ダウンロードしてiPadに入れるとかして普段からちょいちょい見ておけば鬼に金棒です。
TACのテキストなんか弱くないすか?
余談なのですがTACのテキストってなぜか「職業倫理」ってテキストがなくて監査実務の中にまとまってます。
まあそれは別にいいのですが、職業倫理に割いているページがなんか少ない気がします。
仮にTACの監査実務のテキストの持ち込みが可だったとしても得点できない問題が何個かあるので、やっぱり原文の基準を読むのが良いかと思います。
以上です。修了考査関係の記事は他にもいろいろあるのでよければ合わせてどうぞ。




