勉強法

【公認会計士試験】 会計学Ⅱ(財務会計論)の勉強法【論文式】

こんにちは、お茶くまです。

今回は、会計士試験の論文式の中でも最重要科目である、会計学Ⅱ(財務会計論)の勉強法について投稿していきたいと思います。

会計学Ⅱを得意にできたら合格がぐっと近づくし、逆にこれが不得意だとかなり厳しい戦いになります。なので是非とも得意にするべき科目です。

群衆
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会計学の勉強を教えろください
管理人くま
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【会計士ブログ】Q&A形式で当ブログの一覧がわかるシリーズ当ブログではいくつかの記事が散らばってますが、どこを見たらいいのかさっぱりだ!という場合、とりあえずこの記事を見たらナビゲートができますよという記事になってます。ナビゲートと言いつつも概要はわかるようにしてます。...

【計算編①】計算問題に毎日触れる

まず前提の確認ですが、会計学Ⅱは下記の通りです。

・配点•••200点満点(他の科目は100点満点)
・試験時間•••3時間(他の科目は2時間)

試験時間も3時間てなんなんすか、長くないすか。

で、この中で当然計算問題が一定量出るのですが、できるだけ得点したいところです。最低でも周りが正解してくる問題は是非とも自分も合わせたいです。

計算問題に触れる時間は、毎日30分とかで良いです。

やり込む目標は、短答の時の計算力を維持するレベルで良いです。

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計算問題への取り組みは時には後回しになりがちですが、毎日触れるようにしてメンテナンスを怠らないようにするのがおすすめです。

本番でも計算が取れたら有利だし、というか計算で大幅に落とすとかなり不利になるという意味合いでしっかりやっておくべきと思います。

【計算編②】論文に重要な論点を重点的にする

短答は「広く浅く」とすると、論文は「狭く深く」です。

ではその「狭く」はどこになるのかということですが、下記の論点がよく出題されると思います。

・連結(ド定番)
・企業結合(2番手のヤマ)
・連結キャッシュフロー(大穴)
・昔から論点以外の割と新しめの論点(例、減損、ストックオプションなど)

毎日計算には触れべしと書きましたが、上記の論文の中でも特に重要な論点はより一層触れる頻度を挙げて取り組むのが良いかと思います。

一方で、短答特有の論点、例えば商品売買の論点とか、手形がどうとかの論点は後回しでいいし、なんなら捨ててもよいです。いやむしろ捨てたほうが良いです。

【理論編①】まずは過去問を見る

次に理論編です。

過去問を見るのはこの科目に限ったことではないのですが、とりあえず過去問を3年分くらいは見ていたほうが良いかとと思います。

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理論の勉強はけっこう暗記の作業も入るのですが、「そもそもこの暗記は最終的にどんな形につながっているのか?」というのは当然意識すべきですので、ゴールである本試験ではどのような形で出ているかを見ておくことをオススメします。

まずは過去問見るのは非常にいいのですが、勉強を進めていくにつれて、たまに過去問を見返すのが良いかと思います。

5年分くらいは何回も見返して、解答は覚えなくてもいいですが、出題の仕方とか、どんな角度で問われているかは何回も見返すのが良いです。

【理論編②】暗記をある程度する

会計学Ⅱの理論問題には、ド典型な論点も数台ですが出題されます。

もし、そういうド典型論点が本試験で出題されたら、かなり高い精度で論述できる必要があります。なので、これはあーだこーだ言わずに精度高く論述できるように最終的には暗記をしたらいい、というか暗記をするべきかと思います。

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【理論編③】深い理解をする

ここが最も重要です。単なる理解ではなく「深い理解」です。

まあ覚えることとかはもちろん大事なんですが、本試験で出てくる問題ってやっぱりそれなりに練られている問題なことが多いです。

答練とかで見たことない問題もバンバンでます。

つまり、本質的に分かっているかor分かっていないか を判定するための問われ方をしてくる問題がけっこうあります。

なので、ただ暗記をしているだけでは歯が立たないことがあり、ちゃんと深い理解が必要です。

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