こんにちは、お茶くま(@ochakuma4)です。
今回は公認会計士のデメリットというまさかのテーマで投稿していきたいと思います。
当ブログの管理人もこの道を目指して頑張った過去がありますが、いざなってみると当初は予想できなかったデメリットが見えてきました。
なので、実際に公認会計士になってみて分かったデメリットを解説していきたいと思います。
ちなみに動画でも同じ内容投稿してるのでよければ合わせてどうぞ。
光の裏には闇もある、公認会計士のデメリット8選
タイトルの光とか闇とかは謎ですが、公認会計士になったら人生安泰でもなんでもなく、むしろハードな側面も出てきます。
ということで8個選びました。多いな。
・そもそも国家試験に合格する必要がある
・特に近年は公認会計士の登録までに割と時間がかかる
・ゴールデンウイークがない
・健康を犠牲にするタイプの労働が必要(残業が多い)
・株への投資に制限がある
・人によっては監査の仕事がつまらない
・一生勉強する必要がある
・お金がかかる
そもそも国家試験に合格する必要がある
まず1つ目のデメリット、というか、そもそもの話になりますが、公認会計士になるには1次試験(短答式試験)、2次試験(論文式試験)、3次試験(修了考査)、と合格する必要があります。
3次試験(修了考査)はいったん置いておくとしても、1次試験(短答式試験)と2次試験(論文式試験)を突破するのがクッソハードです。
ハードというか、割と人生かけて勉強する必要があるので、その覚悟とリスクと、あとお金もいるのでデメリットの1つ目となりました。
多分ですが、10,000時間くらいの勉強時間が必要です。

特に近年は公認会計士の登録までに割と時間がかかる
次に、先ほどいったん置いた3次試験(修了考査)に絡むことなのですが、公認会計士として登録するには実務経験を積んで、さらに修了考査っていう試験にも合格する必要があります。
なので、2次試験まで突破したからそれでOKというわけではなく、そっからまた最低2年の時間がかかります。
昨今は3次試験(修了考査)がクッソ難しくなっているので、この点からも公認会計士として登録するまでのハードルが非常に高くなっているように感じます。
参考までに最近の修了考査はやばいよって記事はこちら。

ゴールデンウイークがない
次は、休暇関係です。
会計士はだいたい監査法人に所属して仕事をすることになるかと思いますが、監査法人の繁忙期はだいたい4月〜6月です。
つまり5月のゴールデンウイークは繁忙期真っ只中です。
世間はゴールデンウイークにハワイに行ったりしてますが、監査法人勤務の会計士がゴールデンウイークにハワイにいくことは100%、いや10000%無理です。ハワイどころか国内旅行にも行けません。(その代わり夏休みはいっぱいあるよ)
健康を犠牲にするタイプの労働が必要(残業が多い)
次は、結構由々しきデメリットです。
当ブログを投稿している管理人は独立開業とかしておらず、あくまで東京のどっかにある大手監査法人勤務なのでそこからの経験談になりますが、健康を犠牲にするタイプの労働がまあまああるように感じます。
つまり、連日深夜まで働いたり、36協定ギリギリの働き方をしていたり、休日もバンバン働いたり・・・といった感じです。
こういうちょっと無理する働き方は1週間とかだったら大丈夫だけど、それが慢性化すると身も心も滅びるので結構苦しいです。
ちなみに、先ほどのゴールデンウイークがないってことも含めて、監査法人の残業時間とか働き方に関する記事が別でありますのでご参考にどうぞ。

株への投資に制限がある
次は、マネーリテラシー的な話題です。
公認会計士は独立性が求められるので、株式をじゃんじゃか買ったり売ったりすることが厳しく制限されています。
まあ、本業の方で頑張ればなんの問題もないのですが、投資関係が制限されるのは現実です。
人によっては監査の仕事がつまらない
次は毎日の仕事のことになります。
公認会計士は基本は監査の仕事になりますが、この監査の仕事が人によってはつまらないと思うかもしれません。というのも、監査の仕事は超ざっくり言うと、「クライアントが作成した財務諸表をチェックして問題なければOK!」って仕事になります。
もちろんこの中でやりがいを感じる面も多々ありますが、監査という仕事の性質上、お客さんから煙たがられることもありますし、「自分はなんのためにこの仕事をしているのだろう・・・?」って思うこともあるかと思います。
あと、組織によるところもあるかと思いますが、内向きな仕事も結構あるので、このあたりが「つまらないな〜」と感じる人もいるかと思います。
一生勉強する必要がある
これはデメリットなのか若干謎なところがありますが、公認会計士として仕事をしていくには専門知識が必要です。
で、この専門知識ですが、法改正とかで毎年アップデートされるので日々の勉強が必要です。ていうかアップデート以前に会計とか税務とかの知識は実質無限なのでアップデートがないとしても日々勉強が必要です。
お金がかかる
こちらもデメリットなのか謎な面がありますが、公認会計士になるには、1次試験(短答式試験)、2次試験(論文式試験)、3次試験(修了考査)・・・とお金がかかります。
予備校代や受験料とかでなんやかんやで100万円くらい(?)人によりますがかかると思います。

あと公認会計士になってからも、登録するのに費用がかかるのでずっとお金はかかります。
とはいえ、かけているコスト以上のメリットは確実にあるのでこれはデメリットではないですね。(なぜデメリットに挙げた)
公認会計士のデメリットまとめ
ということで、公認会計士のデメリットで合計8個記載しました。
・そもそも国家試験に合格する必要がある
・特に近年は公認会計士の登録までに割と時間がかかる
・ゴールデンウイークがない
・健康を犠牲にするタイプの労働が必要(残業が多い)
・株への投資に制限がある
・人によっては監査の仕事がつまらない
・一生勉強する必要がある
・お金がかかる
公認会計士を目指そうかな〜って迷っている方は、実際こんなデメリットがあるということで参考になれば幸いです。
デメリットばっか書いたので、近々メリットの記事も書こうと思います。

